契約にはいろいろな期限の定めがありますが、それぞれの期限に関して、
ある程度の余裕をもった期限を定めるのは常識です。
ま、余裕があり過ぎるのも問題がありますが、余裕のない期限はリスクが高いですね。
共同仲介の場合は、物元業者と・・
客付業者がそれぞれの顧客の都合を考慮して決めるわけですが、打ち合わせをしている時、
相手の希望する期限について、(本当に、この期限で大丈夫なのかな・・)って
不安を感じる事があります。
そのような時は、コチラから、「少し余裕をもって、数日後に・・
設定しましょうか?」と提案するように心がけていますが、「大丈夫です!」とか、
「楽勝です!」なんて返答されるケースもあります。
そんな時、【不安感】プラス【悪い予感】がします。(笑)契約をする度に、「期限の延長合意書」を作り、
走り回る営業マンもいます。
契約で定めた期限が近づいてきたのに、期限内に実行すると決めた約束を守れそうにない・・
という事態です。
一番多いケースが、ローン条項の承認期限や白紙解約期限です。
住宅ローンを申し込む金融機関を変更するケースもありますが、
それだと最初から・・やり直しなので、それなりの日数が必要です。
(借入先の変更が必要=融資が難しい客=時間が必要)・・という事です。
いずれにせよ、仲介業者の判断が甘かった事により、当初の予定どおりにいかないケースです。
共同仲介の場合、相手の業者(担当者)・・の能力により、想定外の事態になるリスクが違います。
慎重な担当者か?無責任な担当者か?慎重に見極めて、確実な対応をしないと、
「じつは・・」なんて電話がかかってきますよ。ご用心・・・・