先日、車で移動中、空を見て、(良い天気だ・・雲がキレイだな・・あの雲に乗りたいな・・)と思いました。
70歳過ぎの男が、そんな子供みたいな事を思うなんて・・笑われますよね。
何かで悩んでいる人は、意識が悩む事に集中しているので、何も目に入らないというか、
いろいろなものが見えていても意識しないものです。
数字が良い時期は、(俺は仕事ができる男だ!)と優越感に浸り、良好な精神状態を保てるけど、
数字が悪い時期は、焦るばかりで、精神状態も不安定、数字が全て、数字次第で幸せな気分になったり、
不幸せな気分になるならやはり病んでますよ。
仕事は真面目に取り組むべきだし、一生懸命に働く事は賞賛に値しますが、悩んだり考えすぎると
周囲が見えなくなります。
仕事で悩みながら帰宅した時、妻や子供の悩みに気がつくでしょうか?
おそらくは、自分の事で精一杯で、気がつくわけがありません。いつも数字や仕事の事ばかり考え、
他のことが目にはいらないと自分が持っている大切なものを、一つ一つ、順番に失いますよ。
マトモな感性・愛される立場・家庭・思い出・健康・とかね。気がついた時は、既にいくつか失っていたりします。
私は今後の人生で多くを望みませんが、できる事なら・心に余裕をもち、季節の変化を楽しみ、
キレイなものを見て、(キレイだな・・)と、単純に、素直に思える精神状態を保ちたいです。
そのために必要なのは、やはり、安心して暮らせるだけの、お金かな・・・・?やはり、悩みは尽きないですね。