普段の自分自身を振り返って、私たちは「家庭でも職場でも、
礼儀正しい挨拶がしっかりできている」といえるでしょうか。
挨拶は「おはようございます」「こんにちは」「いらっしゃいませ」
「ありがとうございました」など様々です。
内容や言葉遣いは違っても、大切なのは心を込めて先手で行なうことです。
挨拶の「挨」の字には押す、「拶」の字には迫るという意味があり、
押しながら前に進むことを意味します。
つまり、面倒に感じられるような挨拶は、本当の挨拶ではないのです。
どんなに忙しくても、挨拶は数秒でできます。それだけに、その時その場の
心の込め方次第では、自身の人間性や対人関係の幅を豊かに広げていく
貴重な鍵ともなるのです。
挨拶は相手との関係を豊かにする「入り口」です。その扉を開ける際には、
心を込めて勢いよく押し迫ってみましょう。