不動産 雑感
勝ち組・負け組という言葉が流行した時期がいつだったか忘れましたが、
現状における不動産会社の勝ち負けはハッキリしていると思います。
人気の無い地域の小さな不動産屋に、『土地を探しているのですが・・
なんて来店する客は年に1人いるかどうかです。
賃貸も売買も共通していえる事ですが、大半の消費者は大手系列会社か、
フランチャイズ加盟店に問い合わせをするし、
その前にインターネットで情報を入手しているのが現状です。このままだと、
小さな不動産会社はは弱体化して廃業に追い込まれる流れです。
これは他業種も同じですけどね。
デパートや大型スーパーが出店した地域では、魚屋も肉家も米屋も酒屋も影響を受けます。
馴染みの客とか、先代からの長い付き合いとか・・ぜんぜん関係ないんですよ。
消費者は安い・安全・安心・・の店へ流れます。
普通の寿司屋と回転寿司では、普通の寿司屋のほうが美味しいと思いますが、
回転寿司のほうが【安い・安全・安心】と判断する人が多いと思います。
1回の食事でさえ、それだけ慎重になるのですから、不動産取引では、
消費者の慎重さが最大になりますよ。
小さな会社の生き残り策は・・
○フランチャイズ加盟店になる ○儲かる場所へ移動する
○多角経営・他の収入を増やす・・てかんじですね。
独自の情報源を増やすのも手ですね。あらゆる団体に入り、
団体の内部で顧客を獲得する・・とかね。