新しい世帯主が無職だったり低収入で賃料を払うとこが困難な状態なら、
審査で否決されるケースもありますよ。
払えない人と契約するわけがありません。そうなれば、新たな契約は成立しませんので、
夫の名義の賃貸契約を解約したら同居人も退去しなければなりません。
1人でも住み続ければ、夫が物件を引き渡さなかった事になり、夫は同居人が1人残らず
退去するまで、賃料もしくは引渡し遅延の損害金を払わなければなりません。
夫は、『俺は退去したので関係ない!』とはいえないのです。
このようなケースで、『借主名義の書き換え』なんて方法で、
かんたんに契約をしてしまうと高確率で賃料の滞納が発生します。
収入が高い人との契約を解約して、無収入の専業主婦や低収入の
パートタイマーの女性に名義を書き換えたら、滞納しないほうが不自然です。
ま、大きい不動産会社なら、そのへんは説明するまでもないんですが、
地場のジィさんバァさんの不動産屋の中には、深く考えず、
名義書き換えに応じてしまう会社が少なくありません。
貸主の承諾は得るとは思いますが、貸主が承諾したとしても、
『不動産屋さんが責任をもつならOK』って意味の承諾だったりします。
地場の不動産屋と大家さんの会話なんて、そんなかんじですよ。
滞納や退去でゴタゴタしたら不動産屋の責任で解決する事になります・・・