営業の途中で知人の業者へ立ち寄り、世間話をしたのですが、
その時に、共通の知人が亡くなったという話を聞きました。
若い頃はそんな話を耳にする事もなかったのですが、中年になると増えますね。
業界の先輩達がどんどん他界します。
業界を去っただけなら会う事は可能ですが、この世を去った人とは会えませんね。
時間の経過は死へのカウントダウンでもあります。
先輩達が他界した後は・・同年代の仲間達や自分の順番がきます。
60代前半の仲間が他界した時、『早すぎるね。』という声が多かったです。
それは80代まで生きる事が普通・・という感覚だから、そう思うのでしょう。
何歳で他界するとしても、『もう少し生きたかった・・』という欲はあると思います。
年齢だけで早いとか遅いとか判断する事もできますが、
自分に与えられた時間内にすべき事ができたか?・・のほうも重要だと思います。
『やりたい事はやった。』 『精一杯の努力はした。』・・と言いきれるなら後悔は少ないはずです。
その『やりたい事・・』や、『精一杯の・・』は、死ぬ間際の老体で行なうべき事ではなく、
たとえば今・現在に行なうべき事なのだと思います。
なんとなく会社へ行き、月日が過ぎていく・・それは時間に流されているって事です。
少し危険な考え方かもしれませんが、冒険はしてみるべきだと思います。
何かを得れば何かを失うわけで、安定を捨てれば面白さは得られます。
どうすべきかなんて答えはありません。
ただ、残された人生は無限では無い事だけは確かです。
残り時間のタイムリミットは人それぞれ違います。
残り時間が長いと思っていても・・短いかもしれません・・