不動産の話ですが、顧客の勤務先や年収等で、住宅ローンの試算をして、
顧客が融資を受けられる金額が判明したとしても・・
その顧客が融資を受けて、完済できる保証はありません。借りる事ができても、返せるとは限らないわけです。
住宅ローンて・・そもそも、終身雇用が前提だったと思います。
35年ローンとか、75歳完済とか80歳完済とか・・念のため限界まで長期に設定して、
長期化により月額の支払額を低くする事で、融資条件の返済率をクリア・・
現実的には定年退職の時期に退職金で繰上げ返済・・または、年金の受給額で支払えるのが前提だったのでは?
しかし、現在では終身雇用の崩壊で、数千万円の退職金をもらえる人は激減・・
年金なんか、法律の改正を繰り返し、受給額は減り、受給開始の年齢は寿命を超えそうな勢いです。
たとえば、3,000万円くらいのローンを借りるのは普通なのかもしれませんが、それをローンで支払えるか?
いや、最後まで支払う自信と根拠があるか?・・そもそも自分が60代とか70代になった時、
いくら位の月収があるのか?・・というか、仕事があるのか?働けるのか?・・考えたほうがいいですよ・・・