不動産

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不動産 雑感

売買物件の現地案内をした時に不愉快になる事があります。

資料で間取りを確認したうえで現地案内を希望したのに、

『部屋の数が少ないから、この物件はパスします。』なんていう客もいます。

『他社で紹介された物件のほうが良い物件だった。』という客もいます。

私はそのような客を相手にする際、笑顔で親切な対応をするのが苦手なんです。

一般的には年をとれば、丸くなるというか・・

我慢強くなるものですが・・私は逆で、若い頃より短気で我慢弱くなってます。

営業に不向きだな・・とは以前から思っていましたけどね。

ただ、昔と今では営業の役割が違います。

物件情報はインターネットで、いくらでも探せます。

『こんな物件が出ました!』→『それ知ってます。』・・て、たぶん10回以上は言われました。

 情報だけじゃ食えない時代です。他社と差別化・・のためか?

『お客様主義』と宣伝してる会社も多いですが、

全ての大手系が『お客様主義』と宣伝してるので差別化になってません。

むしろ、お客様主義を否定したほうが差別化できますよ。

客は神様じゃありませんよ。たんなる商売の相手です。

過剰なサービス精神など不要です。

甘やかせば甘やかすほど手に負えなくなるのが客です。

客に媚びて商売するなら、乞食と同じですよ。

役割を果たすこと。不動産仲介業者として完璧といえる仕事を目指す事です。

取引を終えた時に、『完璧な仕事をしてもらえた。』と顧客が満足する仕事をすれば良いと思います。

それに見合う報酬を受け取るわけですから感謝は無用です。

親切とか、やさしさとか、そんな・・ことに報酬を払いたいと思っている客は少ないはずです。

そんな事は不要だから、その分を値引きしてくれ!とか、もっと真剣に探してくれ!・・とか、

現実的な要望だと思いますよ。・・・・・