働きと自己は表裏一体であり、自己が働きを作り上げるとともに、働きが自己を作り上げます。
働きを通して自己を作り上げていく喜びは、何ものにも代えがたい喜びであり、
人生を充実させる基盤と言えます。
私たちの長い人生は、今という時間の集積にほかなりません。今という時間の集積が
今日一日であり、一年であり、一生なのです。
人生を生きることは、今という時間の中を生きるということであり、その今を失ってしまうと、
人生を失うことにもなりかねません。
人生を充実したものにするには、今という時間を充実させて生きていくことです。
今の仕事に喜んで全力で取り組むか、それとも嫌々ながら取り組むかによって、
私たちの人生は大きく違ってくるでしょう。
人生に喜びを感じるのも、充実した人生を築き上げていくのも、今の働きの積み重ねです。
常に< 今がスタートだ >という気持ちで目の前の仕事に喜んで取り組み、
生きがいのある人生にしていきましょう。