中高年になると、健康が気になるものです。老いや病、死とは無関係に思えた年代を過ぎ、
そろそろ現実的な感覚になってくるからです。
たとえ自分が健康でも、同年代の同僚や仲間達、あるいは取引関係者が亡くなりはじめます
誰でもいつかは死ぬわけですが、中高年になると、自分の周囲で他界する者が増え始めるんですよね。
私の場合、今まで仕事を一緒にした人はたぶん100人以上はいると思います。
その中で亡くなった人も、けっこういます。胃癌で亡くなった人、膵臓癌で亡くなった者、
自殺した人、死因はいろいろですが、友人・知人・仲間達の死は今後も増え続けると思います。
そのうち私も死ぬわけです。健康に気をつける行為は、死期をできるだけ遅らせる効果しかなく、
結局は死ぬんですけどね、人生80年とか言っても、あと何年働けるかわかりませんが、
(仕事を通して人と付き合えるのは、あと何年だろうか・・)と考える事もあります。
子供じゃないんだから、『今日、遊ぼうぜ!』みたいなノリで人と会うことは少ないわけで、
仕事を辞めれば人と会う機会は急激に減るはずです。
隠居してから、新たな出会いとか求めるのも惨めなので、今のうちに出会える人とは出会っておいて、
友人は増やしておきたいものです。